毎月第3土曜日11:00〜15:00に一般公開されている、国内初の高校内水族館。
長浜高校の自然科学部の生徒が運営しています。
1日の来館数は、少なくて300人程度。
多いときは800人が訪れたこともあるという人気ぶり。
部員による親しみやすい解説が人気のヒミツのようです。
教室や廊下に所狭しと並ぶ水槽の中には、長浜の海や川で捕獲した魚や、
漁師に譲ってもらった魚、愛好家から譲り受けた魚など、身近に生息する魚や珍しい魚などが飼育されています。
その数、なんと約100槽。種類は150種2000点もの生き物が展示されています。
マダイ(伊予灘)
アミウツボ(伊予灘)
キジハタ(伊予灘)
ナヌカザメ(伊予灘)
トマキヒトデ(伊予灘)
アカウニ(伊予灘)
アオウミウシ(伊予灘)
シロウミウシ(伊予灘)
また、展示だけではなくタッチングプールやカフェがあったりと、来館者を楽しませる工夫がいっぱい。
最近では、部員自らが思い立って仕込んだという「ハマチのショー」が人気。
あのハマチが、芸をするんです。
これには、顧問の重松先生もビックリしたそうです。
今、長高生の4人に1人が、長高水族館を運営する「自然科学部」の部員。
そして、自然科学部に入るために町外から通う生徒も少なくありません。
長浜高校の生徒数が年々減っている今、自然科学部の存在は期待の星。
みんなで活動を応援して、長浜高校の生徒を増やしていきたいですね。
また、長浜にはもともと四国初の水族館「長浜水族館」があった地。
長高水族館の活動が、長浜水族館復活につながるとうれしいです。